「うちの子、もっと賢くなってほしい…」
「いろんな習い事をさせているのに、なかなか効果が見えない…」そんな悩みを持つお母さん、お父さんに
今日はとても大切なことをお話しします。
実は、子どもの脳には
「体の脳」
「心の脳」
「頭が良くなる脳」
という3つの部分があります。
そして、頭が良くなる脳を育てるには
まず「体の脳」をしっかり育てることがとても大切なんです。多くのお父さん、お母さんが知らない
この大事な話を聞くことで
お子さんの力をもっと伸ばしてあげることができるようになります。
子どもの脳にある3つの大切な部分
「体の脳」って何?生きていくための脳
「体の脳」は
生きていくために必要なことや
体を動かすためのとても大事な脳の部分です。
息をする、心臓を動かす、体の温度を保つなどの命に関わることから
走る、跳ぶ、バランスを取るなど、体を動かすことまで
すべてをコントロールしています。
この「体の脳」は、人間の脳の中で一番最初に育ち始めて
0歳から6歳までの間にぐんぐん成長します。
他のすべての脳の働きの土台になる
とても重要な部分なんです。
体の脳がやってくれること:
- 走る、跳ぶ、投げるなどの体の動き
- バランスを取ること
- 物がどこにあるかを理解すること
- とっさに体が動くこと
- 正しい姿勢を保つこと
「心の脳」って何?気持ちや友達との関係を作る脳
「心の脳」は
嬉しい、悲しい、怒った、怖いなどの気持ちや
お友達や家族との関係、創造力などをコントロールする部分です。
この部分がちゃんと育つと
お子さんは自分の気持ちを上手に表現できるようになり
お友達と仲良く遊べるようになります。
心の脳がやってくれること:
- 気持ちを感じて表現すること
- 相手の気持ちを理解すること
- 新しいことを考え出すこと
- お友達と仲良くすること
- イヤなことがあっても頑張れること
「頭が良くなる脳」って何?勉強や考える力の脳
多くのお父さん、お母さんが一番気になる
「頭が良くなる脳」は
考える、覚える、話す、計算する
問題を解くなどの力をコントロールする部分です。
いわゆる「勉強ができる」「頭が良い」と言われる力の多くは
この部分の働きです。
でも、ここで大事なのは、この「頭が良くなる脳」は
他の2つの脳の部分がちゃんと育っていないと
うまく働かないということです。
頭が良くなる脳がやってくれること:
- 考えて問題を解くこと
- いろんなことを覚えること
- 言葉を使って話すこと
- 数や計算をすること
- 集中して取り組むこと

研究で分かった驚きの事実:体の脳がすべての始まり
最新の研究で
子どもの脳は「体の脳」→「心の脳」→「頭が良くなる脳」という順番で
育つことが分かっています。
そして、この順番を無視して「頭が良くなる脳」だけを育てようとしても
思うような結果は出ないのです。
どうして体の脳が一番大事なの?
1. 脳の道筋を作る
体を動かすことで、脳の中に情報が通る道筋がたくさん作られます。
この道筋は、後で勉強する時にとても大切な土台になります。
2. 脳に栄養と酸素を送る
運動をすると血液の流れが良くなり、脳にたくさんの酸素と栄養が届きます。
これで脳の細胞がぐんぐん成長します。
3. 脳を元気にする物質が出る
体を動かすと、勉強や記憶に大切な「脳を元気にする物質」が出て
脳の働きが良くなります。
4. ストレスを減らす
適度な運動はイヤな気持ちを減らして
勉強に一番良い脳の状態を作ってくれます。

体の脳を育てる魔法の方法:楽しく遊びながら体を動かすこと
「体の脳」を上手に育てるための一番大事なポイントは
「楽しく遊びながら体を動かすこと」
です。
つまらない運動の練習ではなく
楽しみながらいろんな動きを体験することが
脳の成長に一番効果があるんです。
年齢別・楽しく体を動かす遊び方
0-2歳:体で感じる遊び
- はいはい遊び(障害物を作って)
- ボール転がしやボール投げ
- 音楽に合わせて体を揺らす
- 滑り台やブランコで遊ぶ
3-4歳:まねっこ遊び
- 動物のまねっこ(うさぎ、くま、カエルなど)
- 音楽に合わせて踊る
- かけっこや鬼ごっこ
- 簡単な体操やストレッチ
5-6歳:みんなで協力する遊び
- チームでする遊び(リレー、ボール遊びなど)
- バランス遊び(一本橋渡り、片足立ちなど)
- 縄跳びや跳び箱
- いくつかの動きを組み合わせた遊び
楽しく遊びながら体を動かす3つの良いこと
1. 続けたくなる
楽しいことは自然と続けたくなります。
遊びの要素があることで
お子さんは運動を「やらされること」ではなく「やりたいこと」として
思うようになります。
2. 新しいことを考える力が育つ
決まった運動ではなく、遊びの中で自由に体を動かすことで
新しいことを考える力や想像力も一緒に育ちます。
3. 人との関わり方が上手になる
他の子どもたちやお父さん、お母さんと一緒に遊ぶことで
話す力や協力する力も自然と身につきます。

子どもらしい生活が脳を一番よく育てる
体の脳をちゃんと育てるためには
「よく寝て、よく食べて、よく遊ぶ」という
子どもらしい普通の生活が何よりも大切です。
よく寝る:脳が成長する時間
寝ている時に脳に起こるすごいこと
- 成長に必要な物質が出て脳の細胞が大きくなる
- 一日覚えたことが脳にしっかり記憶される
- 疲れた脳がスッキリしてリフレッシュされる
年齢別に必要な睡眠時間
- 0-2歳:12-15時間(お昼寝も含めて)
- 3-4歳:11-13時間(お昼寝も含めて)
- 5-6歳:10-12時間
よく食べる:脳の栄養補給
脳が育つのに必要な栄養
- お肉や魚、豆:脳の働きを良くする物質の材料
- ご飯やパン:脳のエネルギー
- 油:脳の細胞を作る材料
- 野菜や果物:脳の働きを助ける
脳に良い食事のコツ
- バランスの良い和食中心の食事
- 魚や豆などの体に良いタンパク質
- 新鮮な野菜や果物
- 決まった時間に食事をする
よく遊ぶ:脳を活発にする時間
遊びは子どもにとって一番自然で効果的な学習方法です。
遊びを通じて、体の脳、心の脳、頭が良くなる脳がバランス良く育っていきます。
効果的な遊びの特徴
- 自分で選ぶ:子ども自身が選ぶ遊び
- 自由:決まったルールにとらわれない自由な遊び
- みんなで:他の人との関わりがある遊び
- 体を使う:体を動かす要素がある遊び

エンジョイリズム体操の脳を育てる体操
エンジョイリズム体操では
研究に基づいた「体の脳」を効果的に育てる体操を教えています。
遊びの要素をたくさん取り入れた体操で
お子さんの脳の土台作りをお手伝いします。
体操の特徴
- 年齢に合わせた体操メニュー
- 遊び要素がいっぱいの楽しい体操
- 親子で一緒にできる
- 専門知識に基づいた安全で効果的な指導
今すぐ始められる!家でできる脳を育てる体操
朝の目覚め体操(5分)
- 大きく伸びをする
- 首をゆっくり左右に回す
- 膝を曲げたり伸ばしたり
- 深呼吸を3回
昼間の遊び体操(15分)
- 動物のまねっこ(うさぎ、くま、ペンギンなど)
- 音楽に合わせて自由に踊る
- ボール遊び(投げる、蹴る、転がす)
- バランス遊び(片足立ち、線の上を歩く)
夜のリラックス体操(5分)
- ゆっくりとしたストレッチ
- 親子でマッサージ
- 深呼吸でリラックス

体の脳を育てて、お子さんの素晴らしい力を引き出そう
お子さんの「頭が良くなる脳」を育てたいなら
まず「体の脳」をしっかりと育てることが一番大切です。
そのための一番良い方法は
楽しく遊びながら体を動かすことです。
勉強や習い事も大切ですが
それ以上に「よく寝て、よく食べて、よく遊ぶ」という子どもらしい生活を大切にしてください。
この普通の生活こそが
お子さんの脳を一番よく育てる秘訣なんです。
エンジョイリズム体操では
研究に基づいた効果的な体操で
お子さんの「体の脳」の成長をお手伝いしています。
お子さんの素晴らしい力を引き出すために
まずは体を動かすことから始めてみませんか?
お子さんと一緒に楽しく体を動かして
素晴らしい脳の土台を作っていきましょう。
お子さんの明るい未来が、今ここから始まります。