「赤ちゃんを揺らすのが怖い…」
「どれくらいの強さで揺らしていいの?」
そんな不安を抱えながら
親子体操に参加されているママやパパはいませんか?7ヶ月から始められる親子体操では
赤ちゃんをお膝に乗せて優しく揺らす動作がよく出てきます。
でも、初めての子育てでは
「揺らしすぎて赤ちゃんに悪影響があったらどうしよう」
と心配になってしまいますよね。今日は、そんな心配を解消する
「赤ちゃんを安全に揺らすポイント」を
身近な例を使ってわかりやすくお伝えします。
バケツの水とボール〜赤ちゃんの脳をイメージしてみよう〜
まず、赤ちゃんの脳の状態を理解するために
こんなイメージをしてみてください。
バケツに水を張って
その中にボールを浮かべている状態。
これが赤ちゃんの頭の中の様子です。
- ボール = 赤ちゃんの脳
- 水 = 脳を守っている脳脊髄液
- バケツ = 頭蓋骨
激しく揺らすと何が起こる?
バケツを激しく揺らすと
中のボールが水の中で激しく揺れて
バケツの壁にぶつかってしまいます。
これは赤ちゃんの脳にとって危険な状態です。
優しく揺らすメリット
一方、バケツを優しくゆっくりと揺らすと
ボールは水の中でぷかぷかと心地よく浮かんでいられます。
この優しい動きが、赤ちゃんにとって最適な刺激となるのです。

安全な揺らし方の3つのポイント
1. リズムは心拍のように
赤ちゃんのお胸に手を当てて感じる心拍のリズムを意識してください。
1分間に60回程度のゆっくりとしたリズムが理想的です。
2. 幅は5センチ以内
揺らす幅は、左右それぞれ5センチ以内に留めましょう。
大きく揺らす必要はありません。
小さな動きでも赤ちゃんには十分な刺激になります。
3. 赤ちゃんの反応を見る
赤ちゃんが気持ちよさそうにしているか
嫌がっていないかを常に確認しながら行いましょう。
泣いたり嫌がったりする場合は
一度止めて様子を見てください。

揺れに慣れることで得られる5つのメリット
1. バランス感覚の発達
優しい揺れの刺激により
赤ちゃんの三半規管が刺激され
バランス感覚が育まれます。
2. 運動能力の基礎づくり
体の軸を意識する感覚が育ち
将来の歩行やスポーツの基礎となります。
3. 情緒の安定
ママのお腹の中にいた時の心地よい感覚を思い出し
リラックス効果が得られます。
4. 親子の絆を深める
スキンシップを通じて
親子の信頼関係がより深まります。
5. 感覚統合の促進
複数の感覚を同時に刺激することで
脳の発達を促します。

注意したい危険なサイン
以下のような症状が見られた場合は
すぐに揺らすのを止めて
必要に応じて医師に相談してください。
- 激しく泣き続ける
- 嘔吐する
- ぐったりしている
- いつもと様子が明らかに違う
まとめ
赤ちゃんとの親子体操は
正しい方法で行えば素晴らしい効果をもたらします。
バケツの水に浮かぶボールのイメージを思い出して
優しく、ゆっくりと、そして赤ちゃんの反応を見ながら
楽しい時間を過ごしてくださいね。
不安な気持ちは当然のことです。
でも、ポイントを押さえて安全に行えば
親子体操は赤ちゃんにとっても
ママ・パパにとっても最高の時間になるはずです。
エンジョイリズム体操で、親子の絆を深めながら
赤ちゃんの健やかな成長を一緒にサポートしていきましょう!
まずは体験レッスンから、お気軽にお越しください。
お子さまと一緒に楽しみながら、成長をサポートさせていただきます。
※体験レッスンのお申し込み・お問い合わせは、各講師のページより受け付けております^^