まだ言葉を話せない我が子が泣いている時
「何が欲しいの?何をしてほしいの?」と必死に考えても答えが見つからず
途方に暮れてしまう瞬間はありませんか?お菓子をあげても、抱っこしても、遊んであげても泣き止まない。
「私、この子のママなのに、この子のことが全然わからない…」
そんな風に自分を責めてしまうママは、実はとても多いのです。でも、そんなママに今日お伝えしたいことがあります。
それは、「子どものことがわからない」と感じる瞬間こそが
実は子どもの素晴らしい成長の機会になっているということです。
なぜ「わからない」ことが子どもの成長につながるの?
1歳4ヶ月の男の子を持つママから
こんなお悩みをお聞きしました。
「歩けるようになって、小走りもできるようになったのに
まだお話ができず、泣いてばかり。
お菓子が欲しいのか、お腹が空いたのか、遊びたいのか…
何を求めているのかわからなくて
ママとして失格なのではないかと悩んでいます。」
このママの気持ち、よくわかります。
でも実は、この「わからない」状況こそが
お子さんにとって大切な学びの時間なのです。

子どもは「伝わらない」経験から学んでいる
自分の気持ちがママに伝わらない時
子どもの心の中では大切なことが起きています。
「どうしたら伝わるだろう?」
「何をしたら分かってもらえるだろう?」
そんな風に一生懸命考える力が育っているのです。
もしもママが何でもかんでもすぐに察して満たしてしまったら
子どもは考えることをやめてしまいます。
「何もしなくても満たされる」ことに慣れてしまい
自分で問題を解決する力が育たなくなってしまうのです。

今の悩みが、未来の力になる
「今、この子のことをわかってあげられない私はダメなママ」
そんな風に感じてしまうかもしれません。
でも子どもの将来を考えてみてください。
困った時に自分で考える力、問題を解決する力、相手に伝える工夫をする力…
これらはすべて、今この「わからない」瞬間から育まれているのです。
ママが子どものことを「わからない」と感じることは
実は素晴らしい母としての行動でもあるのです。

一人で悩まず、一歩外に出てみませんか?
とはいえ、忙しい育児の中で
こうした子どもの成長を感じ取るのは難しいものです。
一歩外に出て
同じような悩みを持つママたちと一緒に過ごす時間を作ってみませんか?
エンジョイリズム体操のお教室では
ただ楽しく親子で体を動かすだけではありません。
お子さんの小さな変化や成長
そして今まで気づかなかった素晴らしい力に気づく時間でもあります。
他のママたちとの関わりの中で
「うちの子だけじゃないんだ」
「こんな見方もあるんだ」
という新しい発見があります。

まとめ
子どものことが「わからない」と感じる瞬間は
決してママの愛情不足でも
能力不足でもありません。
それは、お子さんが自分で考える力、伝える力、解決する力を育てている大切な成長の時間です。
今は大変に感じるかもしれませんが
その経験がお子さんの将来の大きな力となることを信じて
一緒に成長を見守っていきましょう。
エンジョイリズム体操で
そんなお子さんの素晴らしい成長力を一緒に発見してみませんか?
きっと新しい発見と安心が待っています。