言葉の発達が遅い?心配なママへ送るエンジョイリズム体操での発語促進法

お子さんの言葉の発達に不安を感じていませんか?



「同年代の子に比べて言葉が少ない」

「二語文が出てこない」
と心配されているママは少なくありません。



でも大丈夫!言葉の発達には個人差があり

適切な働きかけで伸びていくものです。



今回は、楽しく体を動かしながら言葉の発達を促す

「エンジョイリズム体操」の効果的な取り入れ方をご紹介
します。

言葉と体の動きの発達には深い関係があります

言葉の発達と体の動きの発達は密接に関連しています。



脳の発達の観点から見ると

運動機能を司る部位と言語機能を司る部位は近接しており

相互に影響し合っています。


特に注目したいのは次の3つのポイントです

  1. 全身の協調運動が言語発達を刺激する

    リズミカルに体を動かすことで、脳の言語野も活性化されます。


  2. 手先の細かい動きが口の動きにつながる

    指先の動きを司る脳の部位と、口の動きを司る部位は近いため

    手の操作が上手になると口の動きも洗練されていきます。


  3. 身体感覚の発達が言葉の理解を深める

    「上・下」「前・後ろ」などの位置感覚を体で体験することで

    言葉の意味も実感を伴って理解できるようになります。


口腔機能を高める楽しいエクササイズ

言葉を話すためには、舌や唇、顎などの口腔機能の発達が欠かせません。



次のエクササイズを親子で楽しみながら行ってみましょう。

1. パクパクごっこ

「いただきます!」と言いながら大きく口を開けて閉じる動作を繰り返します。


これは顎の開閉運動を促進し、発音の基礎となります。

2. ふーっとぽーっと息遊び

ロウソクの火を消すように「ふーっ」と息を吹きかけたり

手のひらに「ぽー」と息を当てる遊び。




息のコントロールは発語の基礎となります。

3. べろべろチャレンジ

鏡の前で舌を上下左右に動かす遊び。




「あーん」と言いながら舌を出したり

「ぺろぺろ」とアイスを食べるまねをしたりします。



舌の動きが滑らかになることで

「ら行」や「さ行」などの発音が明瞭になります。

歌やリズムを取り入れた言葉かけの具体例

リズムに合わせた言葉かけは

子どもの耳に残りやすく、自然と口ずさめるようになります。


1. 手遊び歌で繰り返し体験

「グーチョキパーで何作ろう」

「いないいないばあ」などの手遊び歌を

動作を大げさにしながら楽しみましょう。




繰り返しの言葉や擬音語が豊富に含まれているため

自然と真似したくなります。

2. 日常動作にリズムをつける

「いただきまーす」

「ごちそうさまでした」などの日常のフレーズを

手拍子を加えてリズミカルに言ってみましょう。




日常生活の中で無理なく取り入れられます。

3. エンジョイリズム体操の言葉かけポイント

エンジョイリズム体操では

動作に合わせて短く分かりやすい言葉をかけることが大切です。

  • 「ぴょん!」(ジャンプ時)
  • 「ゴロゴロ~」(床で転がるとき)
  • 「トントントン」(歩く時)
  • 「パッ!」(手を広げる時)


このように、動きと言葉を一致させることで

言葉の意味を体で理解できるようになります。

親子で楽しむ簡単エンジョイリズム体操の実践法

家庭で気軽に取り入れられる親子運動をご紹介します。

1. 動物になりきり体操(2~3歳向け)

  • うさぎジャンプ

    「ぴょんぴょん」と言いながら

    両手を耳のように立てて小さくジャンプします。



  • カエルのポーズ

    しゃがんでカエルのように「ケロケロ」と鳴きながら

    ジャンプします。



  • ヘビさん這い

    床に寝そべって「にょろにょろ~」と言いながら

    体をくねらせて前に進みます。

2. リズムトレイン(3~4歳向け)

親子で電車ごっこをしながら、リズミカルに言葉を繰り返します。



「しゅっぽ しゅっぽ」「がたん ごとん」などの擬音語を言いながら

家の中を歩き回ります。




途中で「駅」に停まったり、「トンネル」(テーブルの下など)をくぐったりしながら

場所に応じた言葉も加えていきましょう。

3. バランスボール遊び(4~5歳向け)

バランスボールの上で軽く弾みながら

「うえ うえ」「した した」「まえ まえ」など

動きに合わせた言葉を繰り返します。



体のバランス感覚を養いながら

位置を表す言葉の理解も深まります。

言葉の発達を促すためのポイント

  1. 子どものペースを尊重する

    焦らず、楽しさを第一に考えましょう。


  2. 繰り返しが大切

    毎日短時間でも続けることで効果が表れます。


  3. 親も一緒に楽しむ

    親が楽しそうにしていると、子どもも真似したくなります。


  4. 正しい発音を強制しない

    最初は発音が不明瞭でも、否定せず受け入れましょう。


  5. 日常生活に取り入れる

    特別な時間を設けなくても、着替えや入浴など日常の場面で取り入れられます。

まとめ:体を動かしながら楽しく言葉の発達を促しましょう

言葉の発達には、体を動かすことが大きな助けになります。



エンジョイリズム体操を通じて

お子さんの言葉の発達を無理なく、楽しく促していきましょう。




毎日の少しの時間でも、親子で体を動かし、声を出す習慣をつけることで

徐々に言葉が増えていきます。


「正しく話せているか」よりも「楽しく話せているか」を大切

お子さんとの時間を楽しんでください。




言葉の発達は焦らず、ゆっくりと見守りながら

適切な関わりを続けていくことが何よりも大切です。


まずは体験レッスンから、お気軽にお越しください。


お子さまと一緒に楽しみながら、成長をサポートさせていただきます。
※体験レッスンのお申し込み・お問い合わせは、各講師のページより受け付けております^^

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