暑い日がやってきましたね。
プールや水遊びの季節到来!
でも
「うちの子、水を怖がって全然楽しめない...」
そんなお悩みを抱えているママ・パパも多いのではないでしょうか。水遊びデビューを楽しみにしていたのに
いざプールに入ると大泣き。
周りの子どもたちが楽しそうに遊んでいる中
我が子だけが怖がっている姿を見ると
「どうしたらいいの?」と不安になってしまいますよね。でも大丈夫!
今回は、水を怖がるお子さんが無理なく水遊びを楽しめるようになる
段階的なアプローチ法をご紹介します。
焦らず、お子さんのペースに合わせて進めていけば
きっと水遊びが大好きになりますよ。
なぜ子どもは水を怖がるの?
まず、お子さんが水を怖がる理由を理解してあげることが大切です。
水への恐怖心は、多くの場合、過去の体験から生まれています。
よくある水への恐怖の原因
- 目に水が入って痛かった経験
- 鼻に水が入って苦しかった思い出
- 急に勢いよく顔に水がかかって驚いた
- お風呂でシャンプーを流す時に嫌な思いをした
このような体験があると
子どもの中で「水=怖いもの・痛いもの」という記憶が形成されてしまいます。
一度恐怖心が芽生えると
なかなか克服するのに時間がかかるのは当然のことなのです。

段階的アプローチで水遊びデビュー!
水への恐怖心を和らげるには
「楽しい」という気持ちを育てることが何より大切。
以下の5つのステップで、少しずつ水に慣れていきましょう。
ステップ1:安全な距離で水と触れ合う
まずは顔に水がかからない安全な環境から始めましょう。
おすすめの遊び
- ペットボトルに水を入れて、地面や容器に「じゃあじゃあ」と流して遊ぶ
- 水鉄砲で的当てゲーム(顔から離れた場所を狙う)
- 水に浮かぶおもちゃで遊ぶ
この段階では
水が「楽しいもの」「面白いもの」という印象を与えることが目標です。
ステップ2:タオルを使った優しい水かけ
水遊びに慣れてきたら
次はタオルを使って少しずつ体に水を触れさせていきます。
進め方のコツ
- タオルに水を含ませて軽く絞る
- まずは足首など、顔から遠い部分から始める
- 徐々に膝、お腹、肩へと上がっていく
- 最後に頭の上からタオルを絞って、少しずつ顔に水がかかるようにする
「雨が降ってきたよ〜」
「シャワーだよ〜」
など、楽しい声かけをしながら行うと効果的です。
ステップ3:手でパチャパチャ水遊び
タオルでの水かけに慣れたら、今度は手を使って水と触れ合います。
遊び方
- 両手で水をすくって、パチャパチャと水面を叩く
- 水しぶきが少し顔にかかっても大丈夫な程度に
- 「きゃー、水がかかっちゃった!」と楽しそうに演出する
この段階で大切なのは
「水がかかっても楽しい」という体験を積むことです。

ステップ4:水のかけ合いっこ
手での水遊びに慣れたら
親子で軽い水のかけ合いをしてみましょう。
注意点
- 最初は優しく、少量ずつ
- お子さんが嫌がったらすぐにストップ
- 「もう一回やって!」と言ってくれるまで待つ
ステップ5:本格的な水遊びへ
ここまでくれば
プールや本格的な水遊びへの準備は完了です!
水遊び成功のポイント
- お子さんのペースを最優先に
- 「できた!」を一緒に喜ぶ
- 無理強いは絶対にしない

水遊び中の声かけのコツ
水遊びを成功させるには
声かけも重要な要素です。
効果的な声かけ例
- 「すごいね!上手にできたね!」
→ 成功体験を強化 - 「お水、気持ちいいね〜」
→ 水への良いイメージを作る - 「ちょっとだけやってみようか」
→ プレッシャーを減らす - 「嫌だったらやめようね」
→ 安心感を与える
避けたい声かけ
- 「泣かないで」「怖くないよ」
- 「みんなできてるよ」
- 「早くしなさい」
お子さんの気持ちを否定せず、寄り添う姿勢が大切です。

夏本番!水遊びを楽しもう
水への恐怖心は、一朝一夕では克服できません。
でも、お子さんの中に「楽しい」という気持ちが芽生えれば
子どもたちは驚くほどの挑戦力を見せてくれます。
今年の夏は、焦らずゆっくりと
お子さんのペースに合わせて水遊びを楽しんでくださいね。
きっと、「水遊び大好き!」と言ってくれる日がやってきますよ。
段階的なアプローチで
親子で楽しい夏の思い出をたくさん作りましょう!
エンジョイリズム体操では
お子さんの成長に合わせた様々な運動プログラムをご提供しています。
まずは体験レッスンから、お気軽にお越しください。
お子さまと一緒に楽しみながら、成長をサポートさせていただきます。
※体験レッスンのお申し込み・お問い合わせは、各講師のページより受け付けております^^