今日も一日お疲れさま。
夜、ようやく子どもが眠った後のひととき。
「今日も完璧じゃなかった」
「もっと笑顔でいられたらよかった」
そんな後悔が胸をよぎることはありませんか?
でも、ママの子どもは違う景色を見ています。
0歳から6歳まで、成長の道のりの中で、子どもがママをどう見ているのか
その視点をお届けします。
0歳・「泣かずに寝てくれたらいいのに」、ママの「愛の抱っこ」
生後3か月、夜泣きがひどくて何時間も眠れない日々。
目の下にクマができて、シャワーを浴びる余裕すらない朝。
「もう限界...」と感じるそんな瞬間も
赤ちゃんはただ一つのことを感じています。
「ママの胸の音が安心する」
「ママの匂いが世界で一番好き」
どんなに高級なベビーベッドより
ママの疲れた腕の中が赤ちゃんにとっての「安全基地」。
その温もりが、赤ちゃんの脳と心を健やかに育んでいるのです。
どれだけ疲れていても
ママが抱きしめるその腕は赤ちゃんにとって「世界一の安心」を届けています。

1歳・「もっと目を離さず見ていれば転ばなかったのに」、ママの「大丈夫だよ」
初めての一人歩き。嬉しさと不安が入り混じる瞬間。
何度も転んでは泣く我が子を見て
「もっと守ってあげられれば」と思うかもしれません。
コーヒーを入れようとしたその時
「ドタッ」という音と泣き声。振り返ると、また転んでいました。
「ちょっと待って」と言ってから駆け寄るママ。
そのほんの数秒の間にも、子どもは学んでいます。
「転んでも大丈夫」
「ママはいつも見守っている」
「自分で立ち上がる力がある」
ママの「大丈夫だよ」という言葉と笑顔が
子どもに「挑戦する勇気」を与えているのです。
完璧に守りきれなかった瞬間さえも
子どもの目には「信じてくれるママの姿」として映っています。

2歳・「こんなに怒鳴るママじゃなかったはずなのに」、ママの「深呼吸」
「イヤイヤ期」という言葉では表現できない、怒涛の日々。
スーパーでは床に寝転がり、公園では砂を投げ、家では食べ物を床に捨てる...
ある日、とうとう限界が来て、大きな声で叱ってしまいました。
子どもも驚いて泣き、ママも泣きました。
「こんなはずじゃなかった」と思った夜。
でも、ママが泣きながら「ごめんね」と抱きしめたとき
2歳の子どもは大切なことを学んでいました。
「人は感情的になることがある」
「でも、謝ることができる」
「ママは正直に気持ちを伝えてくれる」
その姿から、子どもは人間関係の最も大切なことを学んでいます。
完璧でなくていい
本物の関係は、誠実さから生まれることを。
日々のイヤイヤ闘争の中で
実は最高の「感情教育」が行われているのです。

3歳・「スマホばかり見てて申し訳ない」、ママの「ちょっと休憩」
「どうして空は青いの?」
「どうしてカエルはピョンピョン跳ぶの?」
「どうして水は濡れてるの?」...
終わらない質問の嵐。
家事の合間にスマホを見ていて、後ろめたさを感じたことはありませんか?
「もっと子どもと向き合わなきゃ」と自分を責めたその時間。
でも、ママがほんの少しリラックスできる時間を持つことで
その後の「なんで?」攻撃にも笑顔で応えられるようになります。
3歳の子どもは「ママが笑顔でいること」が何より大好きなのです。
「ママ、休憩していいよ」とおもちゃで一人遊びを始める姿に
子どもの成長を感じることもあるでしょう。
ママが心の余裕を持つための小さな休憩は
子どもへの最大のプレゼントになっているのです。

4歳・「もっと上手にアドバイスできれば良かったのに」、ママの「見守る勇気」
幼稚園や保育園で始まる、友達関係のトラブル。
「おもちゃを貸してくれない」
「仲間に入れてくれない」と泣きながら帰ってきた日。
「もっと先生に言って」
「もっと自分から行動して」
とアドバイスしたけれど、夜になると「私の教え方が足りないのかな」と不安になるママ。
「今日も完璧な母親になれなかった」 そんな思いで眠りにつく夜。
でも、ママの隣で眠る4歳の子どもは
まったく違うことを思っています。
「今日、ママは話を聞いてくれた」
「ママのぎゅうは特別な力がある」
「明日も園に行く勇気が出てきた」
完璧を求めるのはいつも大人だけ。
子どもは、ただママの存在そのものを愛しているのです。
「解決策」より「寄り添い」が
子どもには何より必要なのかもしれません。

5歳・「お友達はもう字が書けるのに、うちの子は遅れてる?」、ママの「焦らない心」
年長さんになると始まる、文字や数字への興味。
お友達は既に自分の名前が書けたり
10までの足し算ができたり...
でも、うちの子はまだ...。
「このままで大丈夫?」
「もっと教えなきゃ」と焦る気持ちと闘う日々。
子育ての日々は、自分の「できない」ことに気づく連続かもしれません。
でも実は、その「できない」と感じる瞬間こそが
5歳の子どもにとっての大切な学びになっています。
ママが「急がなくていいよ」と伝えるとき
子どもは「自分のペースを大切にする」ことを学びます。
ママが「みんな違って、みんないい」と教えるとき
子どもは「多様性」を学びます。
ママが「失敗しても大丈夫」と示すとき
子どもは「挑戦する勇気」を学びます。
完璧な親はいません。
完璧な親からは、子どもは「完璧でなければならない」ということしか学べないのです。
「今」という瞬間を大切にしながら
子どものペースを信じる
それが5歳児への最高の贈り物なのです。

6歳・「学校でいじめられたらどうしよう」、ママの「信じる力」
いよいよ小学校入学を控えた6歳。
「ランドセル似合うね」と言いながらも
「学校でうまくやっていけるかな」
「いじめられないかな」と不安が募るママの心。
育児書には載っていない大切なこと。
それは、ママが時に弱さや涙を見せることの価値です。
「入学式、ママも緊張するね」
「新しいこと、ママも苦手なときあるよ」
「でも、一緒に頑張ろうね」
6歳の子どもはママの姿から
人生で最も大切な「本音で生きる勇気」を学んでいます。
不安を隠さず、それでも一歩踏み出す
その姿が子どもに最大の自信を与えているのです。
強がらなくていい日があってもいい。
弱さを見せることは、実は最大の強さなのかもしれません。
子どもと一緒に成長していくことを楽しめる余裕が
少しずつ生まれてきているのを感じますね。

成長を振り返る喜び、子どもたちが教えてくれること
0歳から6歳まで、あっという間の日々。
振り返れば、夜泣きも、イヤイヤ期も
何もかもが愛おしい思い出に変わっていきます。
世界中の子どもたちに「理想のママ」について聞いたある調査では
こんな答えが返ってきました。
「笑顔のママが好き」
「一緒に遊ぶママが好き」
「抱きしめてくれるママが好き」
どこにも「完璧なママ」「いつも全てができるママ」という答えはありませんでした。
子どもたちは、ママの「完璧さ」ではなく
「ママらしさ」を愛しているのです。
その証拠に、子どもたちは日々ママと過ごす時間の中で最も輝いています。
特に、音楽に合わせて体を動かすエンジョイリズム体操のような活動では
子どもたちの笑顔と同時に
ママの笑顔も増えていくのです。

今夜、鏡を見るママへ
今夜、一日の終わりに鏡を見るとき
少し違った自分を見てみませんか?
疲れた顔、くしゃくしゃの服、まとまらない髪
その全てが、今日一日頑張った証。
ママの手は、何十回も子どもを抱きしめました。
ママの声は、何十回も「大丈夫だよ」と安心させました。
ママの目は、子どもの小さな成長を見逃さないよう
注意深く見守りました。
それが「ママ」という仕事の実態です。
そして、その疲れた体と心を癒やし
子どもとの時間をより豊かにしてくれるのが
エンジョイリズム体操のような親子で楽しめる活動なのかもしれません。
子どもと一緒に体を動かすことで
ママ自身も笑顔になれる
それは子育ての大きな支えになります。

まとめ:ママが今日も選んだこと、そして明日への一歩
今日も、ママは選びました。
完璧になることより、そこにいることを。
全てをこなすことより、必要なときに寄り添うことを。
夜泣きの日々も、よちよち歩きの転倒も、イヤイヤ期の嵐も
質問攻めの日々も、友達とのトラブルも、学習への焦りも
すべてを乗り越えて
ママは今日も「ママである」ことを選びました。
子どもはいつか大きくなり、こう言うでしょう。
「ママは完璧じゃなかった。でもそれがよかった。だから私も、完璧じゃなくても生きていけると思えるから」
ママは既に、素晴らしいママです。
それは、完璧だからではなく、毎日「選び続けている」からこそ。
そして、明日からの一歩として
エンジョイリズム体操を子どもと一緒に始めてみませんか?
音楽に合わせて体を動かすことは、子どもの発達を促すだけでなく
ママ自身の心と体のリフレッシュにもなります。
子どもの笑顔と一緒に、ママの笑顔も増えていく
それが子育ての醍醐味かもしれません。
まずは体験レッスンから、お気軽にお越しください。
お子さまと一緒に楽しみながら、成長をサポートさせていただきます。
※体験レッスンのお申し込み・お問い合わせは、各講師のページより受け付けております^^